カツ丼百考
カツ丼、かつ丼、勝丼。まあいろいろ書き方はあると思うんですけど、日本人てカツ丼が好きですよね。お店でオーダーするときもあるでしょうし、自分で作るときもあるでしょう。カツだけでなく卵も使うから栄養もあります。丼ご飯て食欲がなくても食べられちゃうこともあります。ご飯とおかずを分けないからあとの皿洗いも楽ですしね。今日はそのカツ丼のことについて書いてみたいと思います。
まず最初にカツ丼の作り方なんですが、改めてかつ丼てどうやって作るのって考えると、ひとによって色々あるのではないでしょうか。
ご飯と豚カツはもちろんですが、あとは玉ねぎ、卵は1人前で2個ぐらい使いたいですね。醤油、みりん、酒、1人前で大さじ1杯ぐらい使えばいいでしょうか。あとは砂糖少々、お好みに応じてだしの素なども加えてもいいかもしれません。ああ、卵その他は当然水でときます。50ccぐらいですね。
まあこれが標準的な作り方だと思いますが、もちろん味の付け方は自由です。ですから醤油や砂糖などはそれぞれです。
群馬県などでは、カツ丼というと、キャベツを敷いてトンカツを乗せソースをかけたソースカツ丼て聞いたことあるんですが、私は実物は知りません。ただ、ソースを加えたカツ丼もあるということですね。要するに、カツライスの勝のお皿をそのままご飯の上に乗っけたのですね。
伝統会津ソースカツ丼の会サイトより(カツとご飯の間にキャベツあり)
で、豚カツって書きましたが、どういうとんかつを使うのかというのもひとつのポイントですよね。
ヒレカツかロースカツかということと、あとは1枚なのか、一口カツをいくつか並べるのかということです。
最近は食べやすさという点から、一口カツをいくつか並べることが多くなったみたいですね。
雑学的な話ですが、カツ丼は和食なのか洋食なのかという議論がありますね。カツレツは洋食屋さんの定番ですが、とんかつの丼ものとしたのはいかにも和食ということで。
ポークカツレツはナイフとフォークで食べますが、カツ丼はまあふつうは箸で食べますから、そのへんで和食ということでいいのではないでしょうか。
もっとも純然たる和食というと、魚を使った料理とか精進料理を想像しますけどね。
それから、カツ丼とカツ煮の違いについてもよく議論になりますね。
これは、たんにご飯の上の部分を別のお皿にしただけなのですが、カツライスと違うのは、カツを煮ているということですね。そういえば、カツ丼も揚げたままの場合と煮る場合とがありますね。
そうしてみると、カツ丼と一口に言ってもいろいろな種類があるということですね。
カツ丼。全くもって興味がつきません。